コニカの特徴
コニカはかつて存在していたカメラ、写真用フィルムメーカーで、2003年にミノルタと合併し、現在ではコニカミノルタとなっています。
コニカは写真用フィルムや映画用フィルムで有名ですが、カメラの製造販売にも力を入れてきました。
1903年に国産初の商品名を持つカメラである「チェリー手提暗函」を発売して、戦前から大衆から上級者向けの高品質カメラをたくさん世の中に送り出しました。
戦後になると、フラッシュを内蔵したシャッターを押すだけで簡単に写真を撮ることができる「ピッカリコニカ」を発売して、家庭にコンパクトカメラが浸透するきっかけをつくったのはコニカだと言われています。
コニカで高値買取される商品
HEXER RF
HEXER RF の特徴は、何と言っても1/4000秒の高速シャッターです。
低速側は1秒までですがAE内蔵されています。
フィルムは自動巻き上げ、自動巻き戻しで、2.5コマ/秒の連写も可能となっています。
またストラップの取り付け位置が前の方についているので、カメラを首からさげた時に収まりがいいのがHEXER RFのメリットです。
コニカⅡ
コニカⅡは、レンズ固定距離計機の代表機種の1つです。
初代のコニカⅠとほぼ同じ機能となっていますが、使い勝手は良くなっていて、洗練された機種です。
沈胴メカニズムをストッパー付ヘリコイドで確実にしているのが特徴で、二重巻上げ防止を利用してタイム露光を可能にするなどの改良が加えられました。
アールデコ調の前板などと、ユニークなデザインで機械式カメラの魅力がしっかり感じられるカメラです。
コニカⅢ
コニカIIIは、コニカIとコニカIIの後継機で、IとIIではフィルム巻上げとシャッターチャージを別に行う方式となっていましたが、この機種からセルフコッキングとなっています。
レバーを2回押し下げることにより、フィルム巻上げてシャッターチャージを行うのが特徴です。
この方式は国産カメラとしてははじめて採用されたもので、コニカⅢ系統の特徴となっています。